しれとこ100平方メートル運動ロゴ

お知らせ

2022年度 知床自然教室の開催ついての続報

今年の知床自然教室の開催について、コロナ禍でも実施できる内容・体制を検討しております。

5月中旬には募集を開始する予定ですので、もうしばらくお待ちください。

 

なお、コロナ対策を徹底するために募集人数を減らしての開催となる可能性が高く、公平を期すために、申し込み締め切り日(6月上旬ごろ)を設けて、抽選によって参加者を確定することを検討しております。

これまでの自然教室のようには活動できない状況も多々あるとは思いますが、コロナ対策を徹底した上で実施できる活動を模索したいと考えております。

ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

YAMAP支援プロジェクト 講演会レポート

2月に開催されたYAMAP「知床の森を育てる in 北海道」プロジェクトのweb講演会のレポートが公開されましたので、お知らせいたします。

「しれとこ100平方メートル運動」の歴史と今、これからを紐解く|DOMO講演会レポート

 

今回の講演会では、「しれとこ100平方メートル運動」の始まりから現在までに至る森林保全の取り組みについて発表しました。当運動が44年間も続いている理由について質問され、大人から子供まで参加できる交流事業や、森通信による活動報告を続けて、繋がりを大切にしてきた経緯を伝えました。あらためて世代を引き継いで支援していただいていることの有難さを認識するとともに、他の地域での森林保全活動にとっては参考になるノウハウが知床にはあるのだということを実感しました。

YAMAPによる「知床の森をつくる in 北海道」プロジェクトは、4月から本格的に動き出します。プロジェクトによる取り組みについては、随時ご報告させていただきます。

 

2022年 森づくりボランティア(春)募集のご案内【応募締め切り】

春の知床で自然と触れ合うボランティア活動に参加しませんか?

 

活動内容は、アカエゾマツ造林地内に広葉樹の苗木を移植する作業です。

 

募集内容

【募集日】1日だけの参加も可能です!

・5月14日(土)締め切り

・5月15日(日締め切り
・5月21日(土)締め切り
・5月22日(日)締め切り

【集合場所】知床自然センター
【活動時間】9時~17時(休憩12~13時※昼食は各自でご準備ください)

【参加費】無料

【参加対象】18歳以上(※他地域への移動自粛要請が出ている地域からのご参加はご遠慮ください。)

【定員】各回数名

【その他】

・天候によって活動内容を変更する場合があります。

・参加者は、ウトロの簡易宿泊施設が利用できます(最大7名まで宿泊可能)。

・新型コロナウイルス感染症拡大により、中止する場合があります。予めご了承ください。

【申込の前に】※下記の項目を必ずご一読ください。

・ボランティアの手引き

・新型コロナウイルス感染症対策について

 

職員一同、皆さまのご参加をお待ちしております!

 

 

◆お問合せ・お申込み
知床財団ボランティア担当:中西・草野
info@shiretoko.or.jp

 

 

森づくりの道 冬コースOPEN

1/29から森づくりの道の冬季2コースがご利用いただけます(スノーシューや歩くスキーなどの雪歩き装備が必要なコースです)。

◎開拓小屋コース 約5km / 約3時間

遊歩道内には開拓当時の住居や小屋があり、開拓当時の様子に触れながら歩くことができる遊歩道です。

◎冬の森コース 約2.5km / 約2時間

森づくりの現場を見ることができる冬期限定の遊歩道です。アップダウンに富んだコースで、野鳥観察にもおススメです。

 

※吹雪などの悪天候の場合は、コースを閉鎖することがあります。

コースや装備についての詳しい情報が必要な方は、知床自然センターへお立ち寄りください。

出発地点の自然センターでは、スノーシューのレンタル(有料)をしております。

YAMAP支援プロジェクト 講演会のご案内(YouTube配信)

YAMAPアプリユーザー21,700人による支援(DOMO)をいただき、YAMAPによる100平方メートル運動への支援プロジェクトが正式に決定しました。現場でのプロジェクトの始動は4月からとなりますが、その前に以下の講演会が開催されますのでお知らせいたします。お時間のある方はぜひご視聴ください。

 

\ DOMO講演会 YouTubeライブ配信のお知らせ /

 

DOMO支援プロジェクト「知床の森を育てる in 北海道」の提携パートナーである斜里町役場より南出康弘氏、知床財団より中西将尚氏、草野雄二氏をお招きし、「しれとこ100平方メートル運動」に取り組む想いやこれからの展望をお聞きするDOMO講演会を開催します。

 

 

【開催日時】

2022年2月1日(火)20:00 〜 21:30 

 

【参加方法】

YouTubeライブ配信(無料)

▼配信用URL
https://youtu.be/BFfRStnkoSk

 

【登壇者】

・斜里町環境課長 南出康弘氏
・公益財団法人 知床財団 保護管理部参事 中西将尚氏
・公益財団法人 知床財団 自然復元係主任 草野雄二氏

・株式会社ヤマップ代表 春山(対談パートナー)

・株式会社ヤマップ 小島(司会進行)

 

 

【プログラム】

◆第一部 20:00 ~ 20:40

  1. オープニング
  2. 登壇者のご紹介
  3. しれとこ100平方メートル運動の取り組みやDOMO支援を行う活動内容について

 

◆第二部 20:40 ~ 21:30

  1. 登壇者とヤマップ代表春山の対談
  2. 質疑応答
  3. クロージング

 

【しれとこ100平方メートル運動について】

リゾート開発や土地投機の危機から知床の土地を守るために始まったのが、100平方メートルずつ土地を買い上げる「しれとこ100平方メートル運動」です。自治体が主導するナショナル・トラスト運動は世界でも珍しく、大きな注目を集めました。

1977年より始まった運動は、全国約49,000人の方々から寄付を受け、運動開始33年で開拓跡地(約470ヘクタール)の買い取りを完了しました。

現在は豊かな森を再生するための植樹や、生態系復元のための取り組み、鹿の食害を防ぐ防鹿柵のメンテナンス、運動地内を歩けるコースづくりなどの活動を行っています。

 

今回のDOMO講演会では、しれとこ100平方メートル運動が立ち上がった経緯や背景はどのようなものか。
また、DOMO支援プロジェクトで手がけるしれとこの植樹や防鹿柵は、どの場所に、どのような活動をおこなっていく予定なのか。登壇者の皆様からお話をお聞きしていきます。

 

2022年度 知床自然教室の開催に関するお知らせ

2022年度の知床自然教室ですが、2022年7月30日(土)~8月5日(金)の日程で開催を予定しています。ただし、新型コロナウイルス感染症対策を十分に行えるイベント内容・体制を検討する必要があるため、募集のご案内は4月以降にあらためて行う予定とさせていただきます。開催を楽しみにしてくださっている方が多くいらっしゃることは重々承知しておりますが、現時点では明確なご案内ができない旨、ご了承いただきたくお願い申し上げます。

 

 

今後の情報につきましては当ホームページの他、各SNS等でも随時ご案内いたします。

<100平方メートル運動のSNSはこちら>
▷ ツイッター/Twitter
▷ インスタグラム/Instagram
▷ フェイスブック/Facebook

 

その他、ご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。

〇お問い合わせ先
公益財団法人知床財団 自然復元係
メール:info@shiretoko.or.jp

ボランティア募集(2021年度 冬)「森づくり」

知床財団の職員と一緒に森づくりボランティア活動をしませんか?今回は冬の活動のご案内です。

活動内容は、間伐作業や「冬期森づくりの道」のコース看板設置作業などを予定しています。

なお、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じた上で活動を実施します。

知床への往来については、国や各自治体の行動指針に従ってご検討ください。

若干名の募集になります。ご関心のある方まずはご一報ください!

 

アカエゾマツ造林地の間伐作業

「冬期森づくりの道」看板設置作業

 


【募集日時/活動内容】*募集人数:若干名

<2022年:冬>
① 1 月22日(土)~ 23日(日) 「冬の森づくりの道」コース看板設置作業など

② 1 月29日(土)~ 30日(日) 「冬の森づくりの道」コース看板設置作業など
③ 2 月12日(土)~13日(日) 間伐作業・防鹿柵・樹皮保護ネットの補修など
④ 2 月19日(土)~ 20日(日)間伐作業・防鹿柵・樹皮保護ネットの補修など

【集合/解散時間】 9時頃 / 16~17時頃
【集合/解散場所】 知床自然センター ※最寄りのバス停・宿泊施設等への送迎可

【参加費】無料*

*初参加者はボランティア登録料2,000円が必要です。2回目以降は、ボランティア保険料含めて無料で参加できます。

【参加対象】18歳以上(※他地域への移動自粛要請が出ている地域からのご参加はご遠慮ください。)

【申込の前に】※下記の項目を必ずご一読ください。

・ボランティアの手引き

・新型コロナウイルス感染症対策について

【その他】
・天候によって活動内容を変更する場合があります。
・1日だけのご参加でも大丈夫です!
・ウトロの簡易宿泊施設(1泊600円~)の宿泊が可能です!*詳細はボランティアの手引き参照

・新型コロナウイルス感染症拡大により、中止する場合があります。予めご了承ください。

 

 

◆お問合せ・お申込み
知床財団ボランティア担当:中西・草野
info@shiretoko.or.jp

 

*年末年始期間は、お返事が遅くなる場合がありますのでご了承ください。

 

登山アプリのYAMAPによる支援プロジェクトが始まりました

登山アプリを運営している株式会社ヤマップからしれとこ100平方メートル運動への支援のお話をいただき、本日よりその支援プロジェクトが始まりました。

 

知床の森を育てる in 北海道 プロジェクト

 

YAMAP独自のポイントシステムであるDOMOポイントを、ユーザーが支援したいプロジェクトへ投ポイントし、目標DOMOポイント数に達したプロジェクトは実際に支援を受けられるという仕組みです。DOMOポイントは登山の活動日記を公開するなどの活動をすると、YAMAPからユーザーに与えられます。
山に登って、ぜひ知床の森づくりの活動を支援してください。

第25回しれとこ森の集い(植樹祭)を開催します! 10月10日(日曜日)

 

しれとこ森の集いは、斜里町民としれとこ100平方メートル運動の参加者の皆さんを主な対象に行っている交流行事です。

今年も下記の要領で運動地に苗木を植える植樹祭を行います。
皆さんのご参加をお待ちしております!
(参加費無料・無料送迎バスあり)

 

 ※新型コロナウイルス感染拡大状況によってはイベントを中止する可能性があります。宿泊施設や航空券等のキャンセル料が発生することがありますので、その点を考慮した上でお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染拡大地域からの参加をお断りする場合もございます。

 

第25回しれとこ森の集い(第47回植樹祭)
〇日  時:2021年10月10日(日曜日) 9時から12時30分まで
〇集合場所:知床自然センター(午前9時までに集合)
〇参加費 :無料
〇持ち物 :汚れても良い靴と服装・軍手・雨具・飲み物・マスク

※お弁当・お飲み物の提供はありません。

※現地集合解散の方は、当日午前9時までに知床自然センター前にご集合ください。
※事前に申し込みをしなくても当日参加が可能ですが、受付で氏名・ご住所をご記入いただきます。

※運動に未参加の方の参加も可能です。
※今年も知床サステイナブルウィークと同時開催です。

 

 

<参加方法>

当日、受付で住所・氏名を記入・確認していただきます。

事前にメール・ファックス等でお申し込みくだされば受付がスムーズです。

メール・ファックスでお申し込みの場合は、参加者氏名・住所・連絡先・送迎バス利用の有無をお知らせ下さい。

お申込み用紙はこちら(pdf)

 

なお、送迎バスをご利用希望の方は、10月8日(金曜日)15時までに事前お申し込みをお願いします。

送迎バスの乗降場所・時刻表は、下記をご参照ください。

 

〇無料送迎バス時刻表(斜里~ウトロ~知床自然センター)

 

行き

8:00 JR知床斜里駅(発)

8:05 知床博物館前

8:20 峰浜バス停

8:50 ウトロ道の駅・シリエトク

9:00 知床自然センター(着)

 

帰り 第1便

12:30 知床自然センター(発)

12:40 ウトロ道の駅・シリエトク

13:10 峰浜バス停

13:25 知床博物館前

13:30 JR知床斜里駅(着)

 

帰り 第2便

15:30 知床自然センター(発)

15:40 ウトロ道の駅・シリエトク

16:10 峰浜バス停

16:25 知床博物館前

16:30 JR知床斜里駅(着)

 

※予約した方の乗車を確認した上、定刻前に発車することがあります。

※予約していない方も乗車することができます。

 

 

<連絡・申し込み先>

斜里町役場 環境課(自然環境係)

電話は0152-26-8217

ファックス番号は0152-23-4150
メールは100m2@town.shari.hokkaido.jp

お申込み用紙はこちら(pdf)

 

【新型コロナウイルス感染防止対策について】
新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、同イベントの内容や開催についても変更が生じる場合がありますのでご了承ください。また、参加者の皆さんは、マスクを着用していただくなど感染防止対策にご協力ください。
なお、今回の森の集いでは、感染防止対策の一環として、知床自然センターから植樹地までのバス移動を2便に分けて運航します。参加される皆様には密にならない人数で分乗していただくことになります。

その他、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ドローンを用いたサクラ樹木個体の分布調査(東京農業大学 生態系保全研究室)

 5月中旬に100平方メートル運動地の幌別エリアにて、ドローンを飛行させてエゾヤマサクラ(オオヤマザクラ)の分布を把握する調査が行われました。

 

 エゾヤマザクラが開花する時期は他の樹木の葉が開く前で、遠くから森を眺めると薄いピンク色の花がひときわ目立って見えます。花が満開の時期に上空から撮影することで、サクラの木1本1本の位置を特定し、どんな場所にサクランボが沢山実るのかを推定することができます。

 

 

 

 

 この調査は、東京農業大学の生態系保全研究室(岡田助教)によるもので、計3日間で580ha(東京ドーム123個分)のドローン撮影が行われました。花が満開になる日を見計らって調査を開始し、途中で暴風雪により数日間フライトできない事態もありましたが、花が散る前になんとか調査を終えられたそうです。

 

 

画像:ドローンを離陸させる様子

 

 

 今回の調査で得られたデータから、サクランボを餌とするヒグマの行動把握に役立つ発見があることが期待されます。

 

 東京農業大学の岡田助教のグループのみなさん、お疲れ様でした。

 

 

 

画像:ドローンによって撮影された画像(白丸がサクラの木)