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防鹿柵(ぼうろくさく)

防鹿柵(ぼうろくさく)

防鹿柵とは、エゾシカの侵入を防ぐために金網や板で敷地を囲んだ柵で、運動地内には20基が設置されています。知床では1990年代からエゾシカの生息数が激増し、エゾシカが好んで食べるハルニレやキハダ等の広葉樹は食害を受けてその多くが枯死しました。また、稚樹も発芽したそばからエゾシカに食べられて、次世代の樹木の生育が大きく妨げられました。
そこで、運動地内にある広葉樹が多く残る森林を守るために防鹿柵が建てられました。ほかにも、広葉樹の苗を植えて樹種多様化を目指している造林地を守るための防鹿柵や、広葉樹を種から育てている苗畑を守るための防鹿柵があります。