吹きおろしの風
知床連山から海岸線に向かって吹く非常に強い局地風のことを指します。「羅臼おろし」とも呼ばれ、特に秋と冬から春にかけての寒暖差が激しい時期に強まります。「フレペの滝遊歩道」の草原地帯に生えている木の傾きからその風の強さが伝わります。
知床ではその風が木の成長を妨げる大きな原因です。しかし運動の初期に植えたアカエゾマツ林が防風効果を発揮し、若い木や古い森をおろし風から守っています。また、開拓者の方々が植えた国内外来種のカラマツも風除けになり、根元では知床本来のトドマツが成長しています。このようにして昔の方々が植えた木が今の、そして将来の知床の森を守ってくれています。


